スキンカスタマイズの手引き

Vicuna CMS で用意してあるスキンの利用方法を解説します。…

Vicuna CMS で用意してあるスキンの利用方法を解説します。

土台用スキンの特長

Vicuna CMS で配付しているスキンは、レイアウトや配色変更等のカスタマイズを簡単に行えるよう工夫しています。どのスキンも一般的なレイアウトパターンには対応しているので、カスタマイズのベースとするスキンは、以下に説明する各スキンの特徴を考慮して選択してください。

Origin Skin

Origin skin

もっともシンプルな形状のスキンで、 Vicuna のスキンは全てこの Origin スキン を土台に作られています。

コンテンツの領域と背景, メニュー領域と本文領域が色で区切られているスキンを作成する場合に土台として利用すると楽にカスタマイズできます。

画像を一切使っていないので、シンプルなデザインや、ポイントとなる画像をここから付け足していく場合にも、他のスキンよりも比較的楽に進められます。

Smart Canvas Skin

Canvas skin

Origin スキンに、コンテンツ領域と背景のボーダー(左右6px)と、メニュー領域と本文領域のボーダー(1px) をつけたしたデザインです。

ボックスにボーダーを付けることで発生するIE6 でのずれを緩衝するための記述が各モジュールに書き足されています。

領域をボーダーで区切ったデザインを作る場合に利用してください。背景が黒ベースのものを作る時も、サブスキンモジュールセット(後述)に Galaxy というのを用意しているので、ここから付け足すと作りやすいと思います。

Ninja Skin

Ninja skin

Smart Canvas から左右のボーダーを抜かし、ポイントとなる箇所に画像を使ったデザインです。

メニュー領域と本文領域は、Smart Canvas 同様、1pxのボーダーで区切られており、IE6 での処理が各モジュールに記述されています。

見てもらえばわかるとおり、各エントリーのコメント、トラックバックへのリンクや、メニューの項目、カレンダー、ページ送りリンク部分などに画像が使われています。これらの画像はサブスキン(後述)に定義してあるので、例えば同じ箇所の画像を自分の作ったものや famfamfam icons などを利用する際には、画像ファイルとリンクの変更だけで差し替えることができます。

Flat Skin

Flat skin

他のスキンがコンテンツ領域と背景を色で区切るのを想定して作られているのに対して、Flat Skin では一体となるデザインを作る土台向けに用意しました。

各要素(タグ)の左右の margin (余白) を 0 にしてグリッドを揃えているので、基本、余白だけで各領域を区別するデザインを作る時に向いています。逆に、Flat Skin から領域を色で区別するようなデザインに変更するのはとても難しいので、その場合は他のスキンを選択してください。

色やフォントで選ばない

配色やフォントの種類等は サブスキンという1枚の CSS ファイルにコメントつきで纏めています。 この CSS ファイルは記述量こそ多いですが、全体に関わる定義から優先して記述してあるので、カスタマイズの度合いによっては、数行編集するだけで全体のイメージを変えられます。(後で例を解説します。)

Vicuna のスキンは、一見どれも似通っているのですが、このようにそれぞれに特長があり、構成する CSS ファイルの記述も違いますので、配色やフォント、レイアウトは自由に変更できるものと考えて、最終的にどのようなデザインにしたいかを考え、最も近い特長を持ったスキンを土台として選択してください。

モジュールセット

各スキンには、レイアウトの変更やカレンダー, 上部ナビゲーションを利用した場合に適用する CSS モジュールが複数付属しています。これらの定義は必要な場合にのみ、5-module.css からコメントアウトを解除して読み込む仕組みになっています。

配色の定義などをまとめたサブスキンは、モジュールの1つとして予め読み込まれた状態で配付しています。 スキンによっては、サブスキンモジュールと、他のモジュールをまとめたサブスキンモジュールセットを配付しており、スキンフォルダ内の module フォルダの差し替えで適用することができます。

サブスキンモジュールセットの構成

つまり、例えば Smart Canvas スキンであっても、その見栄えは同梱してあるデフォルトの module フォルダのサブスキンで定義してあり、スキンの特長はコアとなる CSS ファイルで定義してあるということです。(上記の画像でいうオレンジのCSSファイル)

Smart Canvas には、

  • Vega skin
  • Leaves skin
  • Galaxy skin

の、サブスキンモジュールセットが用意してあるので、利用したい場合は style-smartCanvas/module を、ダウンロードしたサブスキンモジュールセットの module フォルダを入れ替えて使います。

ちなみに、カレンダーやグローバルナビのCSSモジュールを使わない場合は、module/mod_subSkin フォルダの差し替えだけで正常にサブスキンが適用されます。サブスキンによる配色の変更によって、カレンダーやグローバルナビのデザインも変更されることがあり、これらは必要ないときには読み込まれたくないのでこのような仕様になっています。基本、module フォルダの入れ替えでサブスキンを適用してください。

サブスキンの編集

module フォルダ内、 mod_subSkin/1-subSkin.css には、余白や配置以外の、配色やフォント表示の定義がまとめてあります。

この CSS 内の定義は、カスケーディングの流れで最後に位置するので、どんな場合でもそれまでの指定を上書きすることができます。(他のモジュールを利用する場合を除く)

定義は、デザイン上影響力のある箇所 (もっとも出現する要素)から、徐々に局所的な箇所へと順に書かれており、編集する値のほとんどは 16進数の色の定義になっています。 編集するとレイアウトや表示がぶっこわれちゃうようなものはここには書かれてありませんので、CSSがよくわからないという人でも、ここである程度デザインを変更することができます。

定義されていない箇所を編集したい場合は、セレクタ (div#headerとか)が記述されているのならば、プロパティを追加し、定義されていない場合は HTML ファイルを見て新たに定義を追加記述する必要があります。

ローカルでの編集

このように、 Vicuna では、スキンは1つのフォルダにパッケージされ、各 CMS ツールはそれらをインポートする仕組みになっています。

ローカルでスキンを構成する CSS ファイルを編集し、FTP でアップロードして表示を確認するのは大変なので、Vicuna の HTML の構成とほぼ同じ HTML ファイルのセットを使い、ローカルで編集、確認したのち、出来上がったスキンをフォルダごとアップロードする方法をお勧めします。

コア CSS

スキンはコアとなる以下の4つの CSS ファイルから構成されているので、CSS に詳しい人はこれらを直接編集することもできます。

  1. 1-element.css (各要素単独のデザイン)
  2. 2-class.css (特定の class を持った要素のデザイン)
  3. 3-context.css (文脈によって定義されている要素)
  4. 4-layout.css (主要レイアウト)

以下はこれらのコア CSS の定義方法なので、編集する方は参考にしてください。

どのような規模のサイトでも対応できるように、また、僕自身がデザインの追加拡張や新しいスキンを作る際に楽なようにと、定義そのものが階層的に分かれていますので、とっつきにくいかもしれませんが、Vicuna のスキンはどれも同じ構成でほとんど記述順序も一緒なので、定義の構成さえ理解できれば割とスムーズに編集できるようになるかもしれませんし、ならないかもしれません。

実際のカスタマイズ手順

Vicuna のスキンをカスタマイズする際の一通りの手順を解説します。

CMS は設置してあるものとして、まずはローカルでスキンの編集を行うことにします。

Step1

ローカル編集用ファイルをダウンロードします。

上記ファイルをダウンロードし、解凍しておきます。

Step2

このページで解説した内容をふまえ、スキンページから土台用のスキンをダウンロードします。ここでは、Smart Canvas スキンの利用モジュールを Vega サブスキンモジュールセットに切り替えて土台とすることにします。

まず Smart Canvas Skin と Vega Sub skin module set の2つダウンロードして解凍し、Smart Canvas フォルダ内の module フォルダを、Vega を解凍して出てきた module フォルダと入れ替えます。

Step3

Step2 で出来上がった style-smartCanvas フォルダの中に、Step1 で用意しておいた styleTest フォルダを入れ、styleTest フォルダ内にある index.html をブラウザで表示します。

正常に Vega サブスキンが適用されているのが確認できます。この段階では、カレンダーや上部ナビゲーションも表示しない、もっとも基本的な表示になります。

Step4

Vicuna のスキンは、デフォルトでは可変幅となっていますので、まずは、文字サイズによって幅の変わるエラスティックレイアウトに変更してみましょう。

style-smartCanvas/module/mod_subSkin/1-subSkin.css を開き、38行目付近にある以下の記述を編集します。

div#header,
div#content,
div#footer {
	width: 90%; /* (example: 50%~100%, 400px~1000px, 60em, etc. )*/
	min-width: 35em; /* 最小幅 */
	max-width: 70em; /* 最大幅 */
}

width: 90% を、width: 60em とすると、文字サイズによって幅の変更されるエラスティックレイアウトとなり、800pxで、px単位での固定幅になります。ここでは 60em としておきます。また、どのような幅でも全体は中央にくるように設定されていますので、もし左詰めなどに変更したい場合は、4-layout.css を編集してください。

Step5

Vega サブスキンはメインカラーが青色に設定されています。これを変更するだけでも、ずいぶんイメージを変えることができますので、ここでは濃いピンク色に変更してみます。

1-subSkin.css の 96行目から126行目までの色定義を変更します。

/*---------------
 Link Color
-----------------*/

a:link {
	color: #c50976;
}

a:visited {
	color: #b85376;
}

a:hover {
	color: #fd3d9e;
}

/*---------------
 Website Title
-----------------*/

div#header p.siteName {
	font-size: 138.5%;
	font-weight: bold;
}

div#header p.siteName a {
	color: #f00976;
}

div#header p.siteName a:hover {
	color: #ff4aad;
}

ヘッダーの背景色も変えてみましょう。 67行目付近にあります。

div#header {
	background-color: #111;
	border-bottom: 1px solid #eee;
}

編集した値の数は7個です。背景色や左右のボーダーの色も変更すればもっとイメージを変えられるでしょう。 もちろん、このような編集を行った後も、3カラムやアイキャッチモジュールを利用できます。

アイキャッチに好みの画像を表示できれば、まただいぶイメージが変わりますね。

Vicuna では、ユーザーがカスタマイズしたブログを Feedback ページで募集しています。他のユーザーがどのようなカスタマイズをしているかも参考になるので、ぜひ見てくださいね。

Published by  Published by xFruits

Original source : http://3ping.org/2008/04/16/0545…

Author: admin on 2008 年 8 月 23 日
Category: NEWS

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